医療・製薬業界のデジタル戦略やDXが失敗する理由とは?MMの内製化支援ならデジタル推進+リスキリング効果も!

製薬

公開日:2023.12.20
更新日:2024.07.25

デジタル化に潜むよくある失敗例 思い当たる節はありませんか?

デジタル戦略やDXにおける「よくある失敗」の事例をいくつか解説し、それらについて私たちのサービスでどのように解決できるのかをご紹介します。ピックアップした失敗事例に心当たりがあるデジタル担当者の方もいらっしゃるかもしれません。失敗の原因とともに、解決法も併せてチェックしてみてください。

デジタル化やDX推進、順調に進む企業は意外と少ない?

今回は、医療機関や製薬会社のデジタル化・DX推進などにおける「よくある失敗」に触れつつ、私たちメンバーズメディカルマーケティングカンパニー(以下:MM)のご支援についてご紹介していきます。
この数年で進み続けている日本全体のデジタル化・DX推進は、医療・製薬業化にも影響を与え、一部の大企業などではDXが進み、業界のデジタル化の話題をけん引し続けています。しかしながら、多くの医療・製薬企業でデジタル化・DX推進はスムーズに進んではいないというのが実情です。

さらに、そのような状況でありながらも世の中のデジタル化は進み続けており、デジタル化やDXの対応に追いつかなければ企業としての評価が下がりかねなくなっています。

そして、これまで私たちが多くの医療・製薬業界のデジタルに関するご支援をさせていただく中で、デジタル化やDX推進が失敗したり、進まないケースには、何通りかの決まったパターンがある事に気付き始めました。こちらの記事では、デジタル化やDX推進に失敗してしまう“あるある”な事例を紹介しつつ、それらの失敗の原因やどのような解決方法がご提案できるかについて説明していきます。

この機会に、みなさんも自社の施策が同じような状態に陥っていないかどうかチェックしてみてはいかがでしょうか。また、これから推し進めていくデジタル化やDXに備えてご覧いただく形でも構いませんので、自社の状況と照らし合わせて読み進めてみてください。

MMの内製化支援でITリテラシー向上&スキリング効果も!

では、よくある事例として2つのケースをご紹介します。

事例1
新たなツールを導入したけれど、実際にツールを使う部署に「使う目的」や「使い方」が浸透せず、ツールの使用料金だけが掛かり続けている。

【課題】
DX化などのようなワードが先行してしまい、現場の運用フローを考慮せずに導入を決定・構築をしてしまった

【原因】
・現場とのコミュニケーションが足りていなかった(横ぐしの連携ができていなかった)
・運用について設計時点での考慮が足りていなかった
・施策単位で関係会社が違っていて統制が取れない

【MMにおける解決策】
・内製化を行い、横ぐし連携を行えるような組織へ成長をさせる

仕組みを作るが目的化してしまい、制作物の浸透と利活用という観点が欠如してしまっている。結果、関係者と合意形成ができずに無用の長物となる

事例2
ツールベンダーなどへ問い合わせをしても、返答に時間が掛かり過ぎる。もしくは、返答が来ないままで問題がいつまで経っても解決しない。

【課題】
相談をしてもベンダー、またはコンサル内での検討時間が長すぎて放置されてしまう(催促して返答がくる)

【原因】
・相談者が想像していたものとは違い、実際の調査や工数見積もりに長時間かかってしまうことがある
・コンサル/ベンダー側で人的リソース・予算的リソースが足らなくなってしまい、のらりくらりとかわされてしまう

【MMにおける解決策】
・自社で案件のコントロールができるような体制作りを行うことにより、担当者が直接、開発者と必要なやりとりを行うことができる

意思決定が社内で完結しないため、あらゆることに機動性が失われてしまい結果的にビジネスチャンスを失ってしまっている

これらの課題を解決に導く、MMの“内製化支援”について詳しくご説明します。

MMでは、デジタル戦略の最大化とともに、内製化を推進できるご支援を行っています。具体的には、医療・製薬企業のみなさまのプロジェクトの中にMMのメンバーを配置し、あたかも社員のように一緒に業務を行いながら社員の方に対してナレッジのトランスファーを行いながら伴走していきます。

その中で、スムーズに業務やナレッジを引き継げるようにするために、医療・製薬企業のみなさまからは、デジタル支援をする対象の部署やプロジェクトに「コア社員」を配属いただく形式を取っています。

人材提供のみのご支援の場合は、プロジェクト終了後に社内にナレッジが残らなかったり、スキルが個人に依存してしまうという課題も出てきますが、MMのご支援は内製化支援であるため社内にナレッジが蓄積され、さらにITリテラシーを高めて副次的にリスキリングまでできるというメリットがあります。

内製化をしないサポート体制の場合は、ご紹介した失敗事例の「構築して終わり」、「担当者に聞かないと分からない」といったことにいずれは繋がってしまいます。そうならないために、内製化の浸透に向けたご支援サービスをご利用いただくことで、デジタル戦略を着実に推進させることが可能になります。

御社のデジタルマーケティング領域における運用と内製化を伴走させていただき、デジタルマーケティングに関する施策の効果の最大化を支援します

加速していく医療・製薬業界のデジタル化対応を強力にサポートします!

ご紹介してきた「よくある失敗」について、ピンと来た方もいらっしゃったのではないでしょうか。
これから業界内でも加速していくデジタル化に追いつくためにはスピード感も重要です。

なかなか進まないプロジェクトや、何のために導入したのか目的が不明確になってしまった仕組みなどを私たちと一緒に使える形にしてデジタル戦略を推進していきましょう。

MMでは製薬企業さま向けのデジタル運用支援を幅広く行っていますので、ちょっとしたご相談から始めていただく形で構いません。

「外部ベンダーとのコミュニケーションがうまく取れない」
「MRにデジタル施策について理解を深めてもらえる方法を相談したい」
「他社はどうやってデジタル化を進めているのか聞いてみたい」

その他、デジタル運用に関する困りごとやご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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