みなさん、こんにちは。広報担当です。今回は、私たちが製薬会社のみなさまからWebサイト運用に関するご相談を受ける中で多く耳にする「お悩み」をピックアップし、ご紹介していきます。初回は「コミュニケーション管理」についての記事となります。Webサイト運用の中で見落とされがちな部分ですが、実はこのやり取りがプロジェクトの円滑な運用に繋がるものでもあります。これからWebサイト運用に力を入れようとしている方は、チーム運用の重要ポイントとなることを覚えておいてみてはいかがでしょうか。
医療従事者向けサイトの活用が進まない!
コロナ禍以降、製薬会社では医療従事者向けサイトの活用を見直す流れになりました。
しかし、これまでWebサイトの運用に力を入れていた訳ではないためノウハウも蓄積しておらず、専門的な知識を持つ人材もいない中、とにかく自社内でサイト改修に着手してみた…という企業も多いのではないでしょうか。
しかし、サイトの会員登録者数を増やしたり、コンテンツの滞在時間を長くするなどの効果には結びつかなかった…このような結果になっているケースを私たちはよく耳にしています。
実は、サイトを改修する、コンテンツを増やすなどの施策も必要ですが、その裏側ではチームの運用体制にも目を向け、慎重にコミュニケーション管理をしていく必要があります。
現在、デジタル活用においては大手製薬企業を中心にデジタル戦略に予算やリソースを割き、各社力を入れています。デジタル活用に注力していくことが方針として決定しているのならば、専任の運用チームを構築し、社内の関係者や業務に関連する委託業者とのコミュニケーションを円滑に繋ぎながらPDCAを回していく必要があります。
見落としはNG! 運用にまつわるコミュニケーションは「超」重要!
今後のデジタル運用について、みなさまに押さえておいていただきたい点の一つに、コミュニケーション管理があります。
これからWebサイトを運用することになったという場合、その裏側でチームを構築しデザイナーやディレクター等それぞれの役割が割り振られていきますが、社内関係者や外注企業などとのコミュニケーションや調整役の重要性については案外見落とされています。
そもそもコミュニケーションについては、サイトの設計やコンテンツの企画、制作、デザインのように形に現れるような役割ではないため、実作業以外の重要性が運用の中に認識されていないのかもしれません。
しかし、今後Webサイト等のデジタルコンテンツの扱いは増加し、その数が多いほど外部業者との関わりも増えていくのではないでしょうか。
例えば、ウェビナー開催についてサイトを通じてお知らせしているならば、案内ページの制作ベンダー、撮影&配信ベンダー、CMSベンダーとの連携も必要です。また、お役立ち情報のページならば、ポスターや記事等の患者向け資材制作、記事の制作ベンダーとの調整も必要になっていきます。
社内・外ともにこれらの繋がり、スケジュールを常時把握し、調整がスムーズにできるかどうかも運用の重要なポイントともいえます。
人や組織・企業の繋がりの“調整役”を入れて運用をスムーズに!
運用の中に紛れ込んでいる「コミュニケーション管理」には、想像以上にリソースも時間もかかるという事をご理解いただけたのではないでしょうか。
見落とされがちな部分ではありますが、タスクやスケジュールにも反映していただきたい役割です。
また、私たちがこれまで手掛けた案件でも、製薬会社のクライアント様から「コミュニケーション管理」を評価され、継続運用を任せていただいてきたという実績があります。
これらの事例はサイト制作単体ではなく、継続して運用に携わることでコミュニケーション管理のスキルが高まっていた事による評価です。サイト制作やウェビナー等のイベントにて、クライアントの担当者さまや、その他の外注業者さまとの調整がスムーズだったことが評価につながったと考えられます。
デジタル化をスムーズに進めたい、DX推進をサポートする人材が直ぐに必要な製薬会社さまは、私たちの「デジタル人材派遣」についてご覧ください。
※製薬会社のDX推進の“即戦力”を提供する「DX内製化支援サービス」
Webサイト運用の経験・ノウハウも豊富! 困りごとの相談はMMへ
デジタルマーケティングの活用を始めていきたいとお考えの製薬企業のみなさまの中には、運用にまつわるコミュニケーションに不安がある方もいらっしゃるかもしれません。その際には、私たちのような知見を持つ企業との協業からスタートするという方法を選択することも可能です。
また、Webサイトを本格的に運用したい、デジタルマーケティングに不安がある等、製薬企業のマーケティングに関する困りごとがございましたら、私たちまでお気軽にお問い合わせください。