「KARTE」認定オフィシャルパートナーのメンバーズ! Web接客で製薬企業のマーケティング効率UPへ

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2023.09.20

みなさん、こんにちは。広報担当です。今回は、前回に引き続き、Web接客ツール「KARTE」についての記事です。「KARTE」を製薬企業で導入する場合、どのような導入メリットがあるのか、搭載されている機能は何があるのかを解説していきます。また、私たちのご支援を元に「KARTE」を導入した製薬企業さまの事例も掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。

「KARTE」オフィシャルパートナーに認定されました!

前回は、Web接客ツールの種類やメンバーズがオフィシャルパートナーに認定されている「KARTE(株式会社プレイド提供)」の紹介をしました。記事内でも少し触れたように、これから製薬業界にもWeb接客ツールのトレンドがやって来ることは確実です。そのため、今回は「KARTE」を製薬業界で使用する場合、どのような場面で活用できるのか? 機能の説明や私たちのご支援の実績とともにご紹介していきます。

改めて製薬業界での「KARTE」活用の話に入る前に、メンバーズが「KARTE」のオフィシャルパートナーに認定されている理由もお伝えしておきましょう。私たちは、「KARTE」の運用実績やプロダクト理解の基準を満たしたと評価されたことから、「KARTE」をベースにお客さまの戦略立案~導入・運用・内製化を支援する、 “専任チーム”を提供できるオフィシャルパートナーとして認定されました。

「KARTE」の機能や製薬会社に導入するメリットは?

「KARTE」は、CX(顧客体験)をより良くするプラットフォームです。ユーザー情報やアクセス情報、外部連携ツールなどのあらゆるデータを顧客軸でリアルタイムに解析・可視化し、あらゆる接点(サイト内外、データ連携など)で活用ができます。ユーザーの行動や属性に合わせたパーソナライズ配信が簡単で、ユーザーにとって心地良い体験を生み出すことが可能なWeb接客ツールです。

製薬企業のみなさまがHCPサイトの運用に「KARTE」を導入した場合、以下のようなメリットがあります。

変化するニーズをリアルタイムで把握
医師、および医療従事者のユーザー情報やアクセス情報などのデータをタイムリーに解析

パーソナライズ化された顧客体験の創出
従来のリアルによる1to1マーケティングを、オンラインで実現

■高レベルの接客施策を発想してすぐに実施
豊富な接客ソリューションにより、従来なら即時実施が困難だったアクションも即時実施が可能

例えば、医師や医療従事者のHCPサイトの閲覧内容やセミナーの参加履歴、面談の履歴などのデータを統合してリアルタイムに解析ができます。それを元に医師や医療従事者をカテゴリー別に分類。分類された内容から、チャットの表示やセミナーの案内メールの送信、会員登録のリマインドを促すなど、ユーザーに合わせた情報の提供やWeb接客を行います。

■「KARTE」の主要な機能
「KARTE」は、ポップアップ型とチャット型の機能を併せ持った“ハイブリッド型”の多機能なツールですが、案件ごとの状況に合わせ、適切な機能活用とシナリオを柔軟に設計していくことができます。“ユーザーにとって心地良い体験”を生み出すためにどのような機能が搭載されているかご紹介します。

〈KARTE insight〉
 顧客一人ひとりの情報、行動を瞬時に分析、多彩なアクションへ繋げる。
〈KARTE Action〉
 「何を」「誰に」「いつ」「どこで」「どんなふうに」アクションを行うのかを設定し、リアルのような接客を可能にする。
〈KARTE Datahub〉
 社内外の顧客データを統合し、分析、可視化を通してアクションまでワンストップで実現。
〈KARTE Message〉
 アプリやメール、LINEなど、さまざまなチャネルを横断したコミュニケーション設計を構築する。
〈KARTE Blocks〉
 構築されたサイトでも後からタグを一行貼るだけで、ノーコードで迅速な更新・評価・改善ができる。
〈KARTE talk〉
 柔軟に編集できるチャット/FAQテンプレートを用いて、顧客満足度の高いサポートを実現する。

今回は紹介しきれていませんが、新機能もリリースされており、「KARTE」の機能はさらなる顧客体験の向上を目指したアップデートを続けています。

ツールの「導入」がゴールになっていませんか?

「KARTE」にはさまざまな顧客分類に合わせたWeb接客が可能なため、多くの機能が搭載されています。その一方で、実際の運用フェーズになると活用不足等、運用に関する課題が発生する場合があります。

よくある課題は……
■設計していた運用フローと現場の実態が乖離している。
■PDCAを行う余力が無い。施策の評価をする時間が取れない。
■機能を活用したいが、デジタルやデータに専門性の高い人材がいない。

これらは、ツールの導入そのものが目的となっている場合によく見られるケースです。
このような運用に関するお悩みは、私たちの“専任チーム”で解決していくという方法もあります。

「KARTE」導入・運用サービス
冒頭でメンバーズが「KARTE」のオフィシャルパートナーに認定されているということをお伝えしましたが、メンバーズはデジタルマーケティングの運用支援をコア事業としてきた企業です。私たちもメンバーズグループとして成果向上型の運用で製薬企業のご支援をしています。「KARTE」の導入も含め、運用に課題を抱えているデジタル担当者さまは私たちの「KARTE」導入・運用サービスをぜひご活用ください。

【「KARTE」利活用支援メニュー】
■導入支援
 要件定義、現状分析、導入設定、仕様書作成、タグ・イベントの設計、実装
■企画・PDCA運用支援
 施策シナリオ設計、PDCA運用、分析・効果検証
■開発支援
 独自テンプレート開発、社内・外データ活用、他ツール(Salesforce、他CDPなど)連携

また、私たちメンバーズメディカルマーケティングカンパニーは、“業界特化型”カンパニーです。製薬業界に特化した業務知識のあるメンバーが、フェーズごとに最適な「KARTE」の利活用の推進・サポートを通して運用体制の強化に貢献します。

※より詳しい機能説明や支援事例を掲載したサービス資料はこちらからダウンロードできます。

製薬企業の接客事例

すでに導入いただいた製薬企業さまの「KARTE」接客事例をご紹介します。「KARTE」は、さまざまな業種に最適化された顧客体験を提供することが可能なWeb接客ツールです。導入後の数値の変化や、どのようなケースでのご支援が可能なのかを判断する際の参考にしてみてください。

■会員限定サービス
既存会員に向けてマイページなどの会員限定サービスバナーを表示。会員限定サービスをきっかけにログインを促すことによって、会員登録済みのユーザーによりパーソナライズされた会員サービスを活用してもらう。ログイン後の後続施策により、企業及び製品に対するパーセプションの向上が期待できる。
■離脱回避
離脱ポイントを的確に把握してコンタクトを最適化。HCPサイトの離脱要因になっているページを特定し、回遊バナーを表示するなどの施策を実施。特に満足度の高い傾向のあるコンテンツを訴求することで離脱回避につなげる。
■Web講演会参加促進
セミナー開始直前に視聴リンクを表示、リマインド接客をする。HCPサイトに訪れたセミナー予約者に向けて、開始のリマインドを実施。ユーザーはシンプルな導線で迷うことなくセミナーに参加できる。
■未処方薬剤への接触
医師の診療科データごとに関心度の高い未処方薬剤の情報を提供する。ユーザーの職種や診療科情報に合わせ、関連度の高い未処方薬剤及び新製品を訴求することで、ユーザーにとって有益な情報収集をサポートできる。

これらは一部の活用例のご紹介です。他にもさまざまなシーンでの活用が可能です。「何を改善したいか」に合わせて機能を設定していきます。

高レベルなWeb接客で業務効率アップへ!

支援実績からもお分かりいただけるように、適切な運用をすることでWebサイトの会員登録率アップや離脱回避、講演会なら予約数の改善が期待できるなど、「KARTE」はさまざまな場面でのマーケティング支援に役立ちます。ユーザー1人ひとりに合わせた接客を行い、製薬企業のマーケティング活動を効率化していきましょう。

私たちにも「KARTE」運用の引き合いが徐々に増えています。「KARTE」の導入検討から運用支援など、ご相談があればお気軽にお問い合わせください。