デジタル人材、揃っていますか?「メディカル×デジタル」のプロによる常駐サポート開始!

サービス

2020.02.28

みなさん、こんにちは。広報担当です。

今回は、メンバーズメディカルマーケティングに新たなサービスが登場しましたので、本サービスをなぜ始めたのか、その背景についてご説明していきます。そこには、医療従事者や患者さん・患者さんのご家族、それぞれが抱える問題に繋がるデジタルの課題があります。

同じ困りごとをお持ちの医療従事者の方もいらっしゃるかもしれません。医療に携わっている方はぜひ、ご覧になってください。

■医療とデジタルがリンクしていない理由は…

これまでにもお伝えしてきたように、医療マーケティングの現場ではデジタル活用がそれほど進んでいません。製薬会社のほとんどはデジタルマーケティング会社やウェブ制作会社と取引をしています。しかし、それでもなお、状況が改善されていないことがほとんどです。

デジタルマーケティングのプロがいてもなぜ、そのような状況になってしまうのでしょうか?実は、そこには医療業界ならではの事情が影響しています。

【医療業界という特殊性】

“医療のプロ”と“デジタルのプロ”が揃っても、〈共通した知識〉がなければ、お互いに目線を揃えて一つのWEBサイトを作るのは難しくなってしまうのです。

インターネットを活用したビジネスが多くなっていることを受け、製薬会社もWEBサイト作りに力を入れようという姿勢が多くなりました。しかし、製薬会社側はデジタルマーケ・WEBマーケには慣れていないので上に、デジタルマーケティング会社側も、デジタルには強くても、医療については知識を持っていません。

一般の商品であればコンテンツを作る際には、担当者確認ぐらいでしょうか。一方、医療業界だとコンテンツ一つ作る際にも、命に関わることなので、エビデンス(論拠)を明確にしたうえで、法規チェック・コンプラインスチェック・監修医チェックと何重にも確認プロセスが入ってきます。医療業界では当たり前なのですが、WEB制作会社側からすると特殊に映ります。

結局、WEB制作会社は伝えたいことを“医療の知識を踏まえた上で”表現してもらえないために、製薬会社側担当者の作業負担が増えてしまったり、苦しい思いをしていることがよくあります。

【MRの減少から求められるデジタルへの対応】

製薬会社から医者へ医薬品の効能や副作用を伝えながら販売するMR(Medical Representatives:医薬情報担当者)。医薬品の営業・販売に欠かせないMRですが、MRが年々減少していることは、医療従事者の方であればご存じだと思います。製薬会社の収益の悪化や、薬剤の構成比が大型薬から難病治療薬へシフトしていることが影響しているようです。

MRが減っているということは、現職のMRの負担が増えることに繋がっていきます。長時間労働が多いと言われるMRの業務。デジタルを駆使すれば、病院などに直接足を運ぶだけではない活動が可能になり、MRの負担を減らすことができます。

リアルマーケティングの文化が色濃い医療業界ですが、人材が減少している今だからこそ、デジタルマーケティングやWEBサイトを駆使して働き方をアップデートする時なのではないでしょうか。デジタル化を加速することによって、MRの労働環境を大幅に改善することもできる可能性があります。

■WEBサイトは公開したところがスタート!

「WEBマーケティングの代理店にサイトリニューアルをお願いしたから、我が社のWEBサイトには問題はない!」…と思っていませんか?

見た目を新しくしたり、技術的な面で他のWEBサイトと同じ仕様にすると、デジタル化に追いついたと感じて安心してしまうかもしれません。しかし、それで課題が解決したケースはまれです。

サイトのリニューアルはWEBを活用する入口に立ったようなものですから、その後も継続的な運用が必要になります。

具体的には…

1.分析する

・WEBサイトリニューアル後は、どれくらい訪問者数が増えたのか?

・どのコンテンツがよく見られているのか?

・ユーザーの年齢層や性別は?

・サイト流入のキーワードは?

・会員登録数は増えたのか、減ったのか?

など、定期的なレポーティングや分析を続けることによって、ターゲットの動きや求める情報が判明し、また新たなコンテンツを作ることなどにも結び付きます。

2.更新する

せっかくサイトに訪れても使いづらかったり、新しいものがなければユーザーの興味は薄れていきます。もちろん、ブログのように毎日更新する必要はありませんが、数カ月ぶりに訪れたユーザーが「このサイトはいつ訪れてもキチンと更新されているな」、「情報が新しい。見に来てよかった!」「見やすい!」と感じてもらえるようにこまめに分析、改善をする必要があります。

■クライアントの“ビジネスゴール”に寄り添うWEBのプロが必要!

上記ご説明したように、WEBサイト一つとっても、より良いものをユーザーに届け続けるには、〈運用し続けていくこと〉が不可欠です。

製薬会社のマーケティング担当者は、同時に医療従事者向けと患者向けの両方を見ているケースが多いです。その他にも仕事を抱えているため、専門外であるデジタルにまで手を付ける余力はありません。

ビジネスゴール達成のためには共通認識を持って、デジタルマーケティングの強化・成功に向かって伴走してくれるプロフェッショナルパートナーが必要になります。

■常駐だからこそできるスピード感とリアリティ

私たちは、中長期視点に立って、クライアントが達成したいことは何か?それを成功させるにはデジタルを使ってどんなことをするべきなのか。これを提供してきました。

しかし、お客様のリアルを知るには定例会や打ち合わせだけでは足りません。

私たちは、常駐し、サービスを提供することで、お客様の要望を、同じスピード感・温度感で受け止め、共にビジネスゴールの達成に向かっていこうと考えています。

■医療とデジタルマーケティングに特化した人材だから、差が付きます

私たちメンバーズメディカルマーケティングが提供するのは、単にWEBマーケティング人材だけではありません。プラスして“メディカル業界に特化した人材”を揃えています。

クライアントのみなさまの元に常駐させていただくことによるメリットはご紹介しているほかにも数多くあります。

デジタルマーケティングにお悩みを抱えているみなさまには、そのメリットをより一層、実感していただきたく感じています。

そして、そのようなプロフェッショナルな人材をご提供できる理由を、以下のリンクの資料でさらに詳しくご紹介しています。

ぜひ、資料をダウンロードしてご覧ください。

参考:
AnswersNews「MR 止まらぬ減少、6万人割れ…18年度は2500人減、相次ぐ早期退職 過去最大の減り幅に」
https://answers.ten-navi.com/pharmanews/16843/