人気記事TOP10!2025年の医療・製薬業界のトレンドを振り返る 

製薬

公開日:2025.12.24
更新日:2025.12.23

MMブログ人気記事から読み解く!医療・製薬・ヘルスケア業界の興味関心とトレンド

2025年に公開されたメンバーズメディカルマーケティングカンパニーのブログから、人気記事のランキングTOP10を紹介していきます。閲覧数の多い記事を通して医療、製薬、ヘルスケアなどのトレンドを振り返りつつ、興味関心の傾向をチェックしていきます。気になる記事や見逃していた記事がありましたら、この機会にぜひご覧ください。

注目記事は業界ニュース、生成AIが中心!

今回は、1年間の総まとめとして、2025年に公開した記事のランキングTOP10をご紹介します。 
業界の動向や私たちメンバーズメディカルマーケティングカンパニー(以下MM)の取り組み、勉強会などさまざまな記事を投稿してきましたが、年間を通してどのような記事の閲覧数が多かったのか、ブログ運営チームが調査し、まとめてみました。 

全体を通して業界のニュースやトレンドに関連するものが上位を占めましたが、医療・製薬業界もAIの取り組みが拡大しているため、AIにまつわる記事も多くランクインしていました。今年は医療DXの本格始動によって、AIがカルテ作成や事務作業、診断などを支援し、さまざまなデジタル技術が現場に浸透し始めた年でもあったように感じられます。 

以下からランキングを確認しつつ、2025年の中で起きた業界の変化や話題を集めたトピックを振り返っていきましょう。

ランキングTOP10の記事を一気にチェック!

TOP10

【1位】:病院の赤字問題を調査!病院財政の動向と構造的危機脱却に向けた対策とは  

閲覧数トップは、病院の赤字問題を調査した記事でした。 
特に医療従事者の方々は厳しい問題を抱えている現状を日々の業務で感じているかもしれませんが、ニュースなどでも取り上げられることが多い問題だったこともあり、閲覧数が多くなりました。日本の医療の危機は誰にとっても “自分ごと”として捉えなくてはならない、国民全員に関わる問題です。そのため、背景となる構造的な問題や、数字として伝えられている経営状況を知ることは非常に重要です。単なる人手不足以外にも、制度や仕組みが柔軟に対応できず現場が変化しにくい状況にあること、医療を受ける人々の変化なども含めて理解することで課題への対策を考えるきっかけにもなります。 

「なぜ、赤字になるのか?」を理解し、改善に向けて進む必要性を感じる多くの方に読んでいただけた記事だったのではないでしょうか。 

【2位】:【独自視点】2025年上半期 医療・製薬業界ニューストピックまとめ 

2位は、上半期(1月~6月)までの業界ニュースのまとめ記事です。 
今年7月時点に独自視点で気になるニュースをピックアップした記事ではありますが、医療・製薬業界全体の動向を振り返りつつ、業界の動向をまとめたものです。 

政府が発表した2025年の「骨太の方針」では、医療や介護分野のDXが重点項目として掲げられていましたが、この頃、DXが医療現場で本格的に始動し、カルテ作成や事務作業といった負担の大きいワークフロー問題が解決に向けてシフトし始めていることが感じられるニュースが増えてきました。一方、製薬業界では研究開発とマーケティング活動の両方に変化をおよぼし始めていることを実感していた時期です。 

政府は、遅くとも2030年には概ねすべての医療機関において必要な患者の医療情報を共有するための電子カルテの導入を目指すという目標に向かって進み続けていますが、電子処方箋や電子カルテの標準化は、行政・医療機関・企業の枠を超えたデータ利活用の未来にも繋がるものです。これまで“点”として導入されてきたデジタル技術を、“線”や“面”として展開していく道筋を示すものとして注目されていました。 

【3位】:【初級者向け】知っておくと便利!生成AIの基本的な使い方4選  

生成AIの記事が3位にランクインしました。 
生成AI技術は活用の裾野が広がっていることを感じられつつありますが、こちらは生成AIを使い始めた方に向けて作成された記事です。「生成AIはどのようなことができるのか?」について、一般社員から部門トップ層にまで、初心者が押さえておくと役に立つ使い方を紹介しています。 

また、実践的な内容も掲載しており、何ができるのかの他に、“より良い回答を得るためのコツ”も掲載しています。業務で生成AIを使い始めたものの、アウトプットの精度がイマイチと感じている方にはぜひ参考にしていただきたい内容です。 

【4位】:【医療系生成AIニュースまとめ】医療課題を解決へ導く活用例とは?  

4位も生成AI関連の記事ですが、こちらは「医療系」のカテゴリに絞ったニュースのまとめです。 
この記事でピックアップしたものは、がんの早期発見、糖尿病や高血圧の検出、医療面接ロボットの開発の事例、MMの医療DX事例を紹介していました。AIを使うことで診療やコミュニケーションのサポートになることが感じ取れたニュースだったのではないでしょうか。 

また、この記事では、医療DXと生成AIが連動することによるメリットとともに、どのような点に注意するべきかについても解説しています。セキュリティの他にもAIの判断に対する過信、導入後のサポートの大切さについて言及していました。 

【5位&6位】:【勉強会】レプリコンワクチンから考える医療リテラシー(前後編)

社内勉強会の記事もランクインしています。 
MMの勉強会は、私たちの顧問であり、株式会社メディカル・インサイト 代表取締役である鈴木英介氏を講師として定期的に開催しているものです。5位と6位の勉強会のテーマは、一時話題を集めていたレプリコンワクチンでした。このワクチンについての世の中の反応、ワクチンに関する訴訟などについて取り上げながら、鈴木氏とともに医療リテラシーについて学びました。 

当時はレプリコンワクチン接種者の来店拒否を掲げる店が増えるなど問題となっていましたが、今後もインターネットや人々の間に真偽不明の医療情報が飛び交うことは十分に考えられます。そういった場合に情報を見極める時の基準など、医療情報を自分で判断するにはどのようにすれば良いかについて知識を付けた勉強会でした。 

【7位】:生成AIは製薬企業の業務に好相性!導入メリットや活用例を紹介 

こちらは、製薬企業に絞った生成AIの導入についてまとめた記事です。 
製薬業界における生成AI活用が創薬だけではなく、業務効率化や営業・マーケティング活動にまで広がり始めたことが感じられる内容です。この背景には、2020年からの数年のコロナ禍の中でMRがリアルマーケティングから離れざるを得なくなり、新たな営業の手段としてデジタルツールが浸透していったことも影響し、生成AIを含めた技術を導入しながら業界全体のデジタル化が促進されたといえます。 

また、こちらの記事にはMMの製薬企業さまへご支援事例も掲載しています。問い合わせ回答botやマテリアル作成効率化といった、営業・マーケティング活動に対して生成AIを使ったご支援事例です。 

【8位&9位】:【勉強会】増加する「直美」から日本の医療における構造的問題を考える(前後編)

近年話題となった、初期研修修了後に直接、美容クリニックに就職する医師=直美(チョクビ)の増加について取り上げた勉強会の記事が8位・9位になりました。 

この1~2年で“直美”という単語が広がり、直美の医師が増えたことや、それに関する問題も含めて多くの人が知るところになりました。この問題について、美容クリニック側の事情を知ることによって「日本の医療における構造的問題」が浮き彫りになり、直美の医師が増える理由について理解を深めることができました。そして、直美の医師の増加が、保険診療の医師の“なり手不足”にも繋がっていることが明確になり、これが国レベルの課題であることも実感できました。また、患者側としても美容医療のクオリティはどう見極めるべきなのかなどについても顧問の鈴木氏とディスカッションを重ねた勉強会でした。 

【10位】:【ヘルスケアアプリ・治療用アプリ調査】特徴やカテゴリをチェック!

最後は、治療や健康を支えるアプリの調査記事がランクインしました。 

現在、スマートフォンやスマートウォッチからアプリを通じて健康管理をすることも一般的になりました。そこで、生活習慣の改善を目的とした「ヘルスケアアプリ」と、疾患の治療をサポートすることを目的とした「治療用アプリ」、それぞれの特徴を調査し、アプリの種類や開発の状況を調べた記事です。ヘルスケアアプリは自己判断で利用ができるため数も多い一方、治療用アプリは開発されている疾患はやや限られています。しかし、医療機関とデータを共有できるヘルスケアアプリも登場しており、アプリを活用することで生活習慣の改善だけでなく、治療に役立てられるアプリの選択肢が広がっていることが感じられる内容となっています。 

2025年もご愛読ありがとうございました!

AIやIT技術が現場の問題解決に!今後も医療・製薬・ヘルスケア業界の業務に役立つ記事を発信していきます

2025年もMMのブログをご愛読いただき、ありがとうございました。 
ランキング1位の記事は「病院の赤字問題」の内容でしたが、経営悪化につながる医療従事者の人手不足や地域格差などの問題に対し、多くの方の関心が集まっていることが実感できたのではないでしょうか。また、生成AI関連の記事も多くランクインしていましたが、このようなIT技術が医療の質の維持や人手が足りない現場の負担を減らす手段として実際に成果を上げつつあることも感じ取れました。そして、私たちもその一助として、生成AIなどを活用したデジタルマーケティングを推進し、これからもみなさまとともに業界の課題解決に寄り添っていきます。 

今後もブログを通じて、医療・製薬・ヘルスケア業界の業務に役立つ情報や最新トレンドをわかりやすく解説しながらお届けしてまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

この記事の担当者

丹羽 絢咲

丹羽 絢咲 / Niwa Ayana
職種: Webディレクター
入社年:2024年
経歴:2024年新卒入社後、Webinar運用案件→ イベント事務局運用案件に従事。

 

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