みなさんこんにちは。広報担当です。
今回は、7月からチームに参画したプロデューサー、細川さんのご紹介です。
もとはメンバーズ本体にいた細川さんが、異動してから感じた業務内での“違い”などもお聞きしつつ、ちょっとユニークなプライベートの目標まで幅広くお伝えします!
では、まずは細川さんのプロフィール紹介から…。
メンバーズでは、プロデューサー/PM・プランナーを担当。インターネットの黎明期に、CSSが一般化される前のソースを書くところから始めて、外資・内資の大手企業Webサイト・ECサイトを手掛ける制作会社、広告よりのインタラクティブなWebサイトを手掛ける制作会社を経て、現職。
近年では、通信会社の受付予約システムや東京2020オリンピック・パラリンピックゴールドパートナー企業のオリパラサイト構築などを手掛ける。
医療業界に特化した現在の仕事では、薬剤の製品情報サイトの構築や、デジタルマーケティングに関する調査や提案などを行っている。
受賞歴:「東京インタラクティブ・アド・アワード ウェブサイト部門 / キャンペーンサイト 銀賞」 2011 年、「SPIKES ASIA 2010 Digital 銀賞」 2010年
執筆:「Web ディレクション(第1章)」(ワークスコーポレーション刊) 、「Web Site expert #5(特集:ROI コンシャスな Web サイト)」(技術評論社刊)
現在はどんなお仕事をしていますか?業務内容を教えてください。
今は、主に2つの案件を手掛けています。同じ製薬系のクライアントさんですが、デジタル活用の取り組みについてのアセスメント(客観的な評価)をしています。
もう1つは、9月に販売開始になった薬剤の製品情報サイトの制作です。プロデューサーですので、実際の制作というより、営業的な観点で携わっています。
また、他のクライアントの提案にも関わりながら、まんべんなく取り組んでいます。
医療業界のお仕事ですが、メンバーズ時代との違いは?
7月からの参画ですが、業界に特化してアプローチしていく…というのが大きな違いですよね。一つの業界を深堀りしてやっていくというのは、これまでと違って新鮮な感じがします。
さらに言えば、案件をこなし、その中で勉強したことによって業界知識が深まるのが楽しいですね。案件は常に医療業界ですから、経験したことの一つひとつが、次のクライアントの役に立つというのも嬉しいです。
医療業界は初めてですよね。勉強はどんな風にしていますか?
ソーシャルメディアなどで、医療関連のページの情報を常にチェックしています。通勤や移動の最中のすき間時間を活用して、最新のトピックを追いかけています。
あとは、チームとしての勉強会も定期的にありますので、医療について自分で調べたことをメンバーの前で発表しています。
業務が立て込んでいる中でもそれをやるのは大変ですが(笑)、人に説明することによってより深く知識が身に付きますので、勉強にはなりますね。
また、チームの目標として、薬事法の専門家として認識されるための資格、「薬事法管理者認定試験」に全員合格するということがありますので、そちらの試験勉強もしています。
やるべきことはたくさんありますが、実際の業務とリンクしていますので、無駄にはならないのかなと。
お仕事で大変だったエピソードや、これが楽しい!やりがいがある!と感じたことは?
提案が立て込んだ時が大変でした…。その疾患について調べたり、薬剤の作用機序(※薬物が体に作用を及ぼす仕組み)などを調べたりするのは、案件が重なると大変ですね。
薬剤には、LCM(ライフサイクルマネジメント[Life Cycle Management])という考え方があります。薬剤には、開発期間、販売開始から認知度を上げる時期、売れている時期、後発医薬品が出てきた時期…などがあって、その薬剤がどの段階にあるのか?ということによって、マーケティングにおいてやるべきことが変わってきます。
クライアントは、その時期を踏まえたうえで「今、この段階では何をするべきか?」ということを私たちに投げかけてきます。
私たちはそこで、患者さんやご家族、医療従事者が求めていることをすり合わせた上で、デジタルをどのように活用すべきかを提案していきます。
そこが生みの苦しみでもあり、最終的にはやりがいに繋がる部分でもあり…。自分たちが納得できる方針に沿った提案ができると、やはりうれしいですね。
ちなみに今、手掛けている案件は希少疾患に関する案件ですので、薬を欲しがっている患者さんの事情は切実です。 その悩みに対して、患者と医療従事者と製薬会社間をつなぎ、求められている情報、伝えるべき情報を、適切に流通させていきたいと考えています。
チームメンバーとはどのように関わっていますか?
人数は少ないですが、その分、話がしやすいですね。役割も明確ですし、コミュニケーションも取れていると思います。
毎日、朝・夕でメンバーのタスクをチャットで共有していますので、それぞれの業務はしっかりと把握しながら、一つのチームとして動いていると感じています。
残業はありますか?
月々の残業は15時間以内にというイメージを持って取り組んでいますね。今のところ、毎月達成することができています。残業するのは、提案前の数日ぐらいでしょうか。
お仕事のポリシーは何ですか?
希望や願望も入っていることですが…誰かの役に立っていると良いなと思っています。自分の思い込みの部分もあるとは思いますが、クライアントに喜んでもらえていることが実感できる案件がありました。
自分の手掛けた仕事でクライアントやユーザーが喜んでくれれば、やはり自分も嬉しいですし、お互いがさらに良好な関係になれます。今後もそんな風にやっていける案件を増やしていきたいと思っています。
日々忙しく大変だと思いますが…休日のリフレッシュは何をしていますか?
子供と遊ぶことがリフレッシュになりますが、現在中学3年生と小学6年生なので、そろそろ卒業する時期かもしれませんね…。
最近やりたいのは、軽く登山して山荘に泊まるとか、 “ソロキャンプ”にもチャレンジしたいと思っています。ただ、奥さんには「どうして家族で一緒に行かないの?」って言われてしまって、実行には至っていないんですよね(笑)。
メンバーズメディカルマーケティングならではの良さをアピールしてください。
私たちは、メンバーズという安定した企業を母体に持つ中で存在している会社です。その中でチャレンジしやすい環境があるというのは、私たちの恵まれた点であると思っています。
また、製薬会社の中でも、ターゲット顧客と考えている約70社の中から、いかにお客さまを増やし、自分たちの存在感を出していくか…という、ある意味では分かりやすいチャレンジを楽しめるステージにいるのではないでしょうか。
最後に、入社を検討している方へメッセージを!
医療業界特化型というのはユニークですし、こういった企業と相性が良い方もいらっしゃると思います。
一つのことに深く取り組みたい方、また、健康や希少疾患など、現代の社会課題についてアプローチしているので、そちらに関心がある方にも向いていると思います。
経験の有無は問いませんし、私たちもサポートします。チャレンジしやすい環境がそろっているので、自分から動くことが好きな方、「面白いことがやってみたい」という方は、ぜひ、一緒に働きましょう!