MMのプロフェッショナルによる「ヒューリスティック分析」をご紹介。WEBの総合的な知識とリサーチ力で“仮説立証”に差がつく!

データドリブン

2021.09.28

みなさん、こんにちは。広報担当です。今回は、以前にもブログで取り上げた「マーケティング分析」サービスの別シリーズをご説明していきます。デジタルマーケティングの施策や自社サイトのコンテンツ追加など、新たな取り組みの前には他社の情報を知ることも必要です。前回は自社のWEBサイトに対する「自社サイト分析」をピックアップしましたが、今回はその逆のアプローチとして行われる「他社サイト分析」について取り上げてみました。

メンバーズメディカルマーケティングカンパニー(以下:MM)では、自社サイト以外の情報をどのようにして収集しているのか。私たちならではの取り組みをご覧ください。

競合分析はWEBマーケティングに必要な要素。他社の動向を知り、自社サイトの戦略に活かす!

以前、こちらのブログで「自社サイト分析」についてご紹介していますが、今回はその視点を内側から外側に向けた「他社サイト分析」についてご紹介していきます。

(「自社サイト分析」の記事:https://www.members-medical.co.jp/blog/dmarketing/2020/1104/2222/)

他社サイト分析に取り組んだ経験がなければ、どのように分析するものなのか、作業のイメージも掴みにくいかもしれません。しかし、他社サイト分析を「競合リサーチ」に置き換えてみると、必要な作業であるということがイメージできるのではないでしょうか。

実は、競合のリサーチは、マーケティングの「3C分析の要素(※)」としても必要なものです。

(※)3Cは、マーケティング環境分析のフレームワーク。
3C=Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社) の頭文字をとったもの。
これらのCompetitor(競合)Customer(市場・顧客)を知るために実施される。

他社の情報を知ることは、自社ならではの強み・弱み、今後のマーケティング戦略の方向性などを正しく把握することにも繋がるものにもなります。

自社以外にも他社を分析する理由としては、ユーザーの視点でどう見えているかが判断できるからです。

ユーザーは常に「よりわかりやすい」、「使いやすい」などの利点があるWEBサイトを選んでいます。そのような観点でどう差別化されているのかを、第3者の目線を通して把握することが他社サイトを分析するメリットの一つです。

分析によって競合他社がどのような動向をしているのかを把握できれば、自社戦略への取り込みをしたり、次にやるべきことが可視化しやすくなってきます。

また、そもそも他社のサイトはどこまで分析できるものなのかが分からない、という方も多いかもしれません。

実は、他社サイト分析用のツール「SimilarWeb(シミラーウェブ)」などを使えば、Google Analytics(GA)ほど正確ではありませんが、データを取得できます。しかし、専門知識がない、評価基準が不明、情報収拾が困難、人材不足…というような理由で、他社サイト分析に踏み込めていない企業もあるように見受けられます。

他社サイト分析の必要性を感じ取っていただくためにも、次からMMならではの分析方法や分析の流れをご紹介していきます。

仮説立証には経験が必須!WEB技術や多くの業界を熟知したメンバーがリサーチ力を発揮

他社サイト分析の重要なポイントは、「取得できるデータが「傾向」である」という認識を持つことが大切です。

冒頭でも触れていますが、分析ツールの数字はGAとは差異があるため、どのWEBサイトを調査する時でもツールを統一して計測する必要があります。これらのスタートラインを揃え、調査できることの範囲を明確にして着手していきます。

MMのヒューリスティック分析を担当するチームには、WEB業界と医療業界を含めた多数の業界の知見を持つメンバーが在籍しています。クライアントの要件を正確に理解し、高いスキルを持つメンバーが原因追及のためにリサーチ力をフル活用して調査にあたっています。

調査例)分析ツールの結果にて、ある製薬会社のPV数が急激に上がって(下がって)いるのを発見したら…
ニュースサイトやリリース情報、キャンペーンが走っていなかったか等、時期を合わせて徹底的にリサーチ。
さらに、製薬業界全体の動きも照らし合わせて、PVの流入の差につながっているかを見ていく。

MMの分析レポート作成では、常に同じ手順を繰り返すようなテンプレート的なデータは作っていません。

だからこそ、細かな示唆やデータを提供でき、クライアントのみなさまに高い評価をいただいております。

次のマーケティング戦略を導き出す! さまざまな切り口からデータを分析

SimilarWebを使った分析データから、経験豊かなデジタルクリエーターがヒューリスティック分析を実施。競合他社のWEBサイトから下記のような項目について分析することが可能です。

【コンテンツ分析】

コンテンツ数や内容、独自性等、該当するWEBサイトの特異性をヒューリスティックに分析

【UI分析】

サイト全体や指定ページに対して導線や操作性・視認性・デザイン性をSEO観点から評価

【コミュニケーション分析】

ユーザーとのタッチポイントを多岐にわたる観点でヒューリスティック分析を実施

【会員分析】

会員登録までの導線やフロー・登録フォーム、また限定コンテンツの数や内容等を調査 <分析レポートの例>

外部サイト分析の手順をご紹介

分析の流れは、自社サイト分析と同様です。ただし、分析するデータは、ツールから取得した想定のデータとなることを注意します。

1.要件定義

・クライアントの目的とのすり合わせ。

・データの活用方法を決める。

・データの計測方法を決める。

2.データ収集

・ツールを使用して取得できるデータを収集。

・データ加工(クレンジング)。

3.データ分析

・MMのメンバーによる仮説データの多角的なヒューリスティック分析。

4.レポート作成

・分析データの資料化、クライアントへの報告。

上記の手順によってさまざまな角度からの分析を基にしたレポートを作成し、クライアントのみなさまが知りたいと考えている他社サイトのデータを分析、示唆が書かれた状態でドキュメント化します。いわゆるテンプレートで済むような軽い調査ではないため、クライアントのみなさまに満足いただけるようオリジナルの分析レポートを提供することができます。

MMならではのヒューリスティック分析で製薬会社のデジタルマーケティングを加速!

ご説明してきたように、他社サイトサイト分析はMMのデジタルクリエーターたちによる経験値を基にした視点で行われていることがお分かりいただけたのではないでしょうか。製薬会社のデジタル担当者さまは、これらの競合分析レポートを元に自社サイトに取り込むべき要素などを明らかにし、さらなるDXに加速をつけてみませんか。

これらのサービスに興味がある方、困りごとを抱えている担当者さまは、お気軽にお問い合わせください。

※マーケティングレポート制作・分析
https://www.members-medical.co.jp/services/marketing/

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