あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご愛顧を賜わり、厚く御礼申し上げます。
2022年は、コロナ禍以降の私たちの生活や働き方も激変しましたが、それも少しずつ定着してきたと感じております。
そして、私たちメンバーズメディカルマーケティングカンパニーも組織を拡大しながら対応を進め、社会的にも医療へ関心が高まった時期ということもあり、医療業界のデジタル化に対して何らかの「想い」を持って参画したメンバーも多く集まりました。おかげさまで製薬企業のお客さまからの引き合いも順調に増え、実績をつみ重ねることができました。
私自身は、昨年4月よりカンパニー社長に就任し、初めて医療・製薬業界に携わっていますが、これまでメンバーズでは主にBtoCの企業さまと10数年デジタルビジネスに携わって参りました。医療・製薬業界は他業界と異なり、リアルコミュニケーションが重要視される業界、組織ではありますが、この数年は政府のDX推進の影響もあり、デジタルへの意識の高まりを感じています。
しかしながら、リアルなコミュニケーションにリソースが偏るため、DX等のデジタル施策まで人材が行き届かず、企業内のデジタル人材の不足を実感しています。
この状況を踏まえ、2023年はデジタルでご支援する領域をさらに広げていきたいと考えています。
昨今「生涯現役社会」という言葉も広がりつつあり、健康増進・生活習慣病予防に関するサービスも増え、市場規模も拡大を続けています。これらの背景も含め、医療・製薬だけではなく、ヘルスケア業界にも私たちの人材がますます必要とされると予測しています。
そして、デジタル化への過渡期のいま役立つのが、お客さまとともに伴走するスタイルの私たちのサービスであり、これこそがメンバーズグループとしての“強み”であると自負しています。
単なる請負として、ご依頼を受けたものをそのまま制作するだけではなく、クライアントゴールに目線を合わせ、必要とされるものを自発的に考え、提案できるメンバーがあたかも組織の一員のようにプロジェクトを動かしていく。人材不足、かつ、デジタル知識を持つ社員も少ない。そんな組織をデジタルスキルでサポートしていくのが私たちの役割です。
今後、医療業界のデジタル化は、この先の10年で大きく変化するといわれています。
そこで私たちは、来たる10年後に向けて激変しているであろう医療DXにいち早く対処できる組織としての基盤づくりにも力を入れていきたいというのが、カンパニーとしての長期目標です。
これからも当ブログやメールマガジンからも最新サービスのお知らせ、医療や製薬業界の情報なども発信していきますので、引き続きご支援いただけますと幸いです。
本年もメンバーズメディカルマーケティングカンパニーをよろしくお願い申し上げます。
株式会社メンバーズ
メンバーズメディカルマーケティングカンパニー カンパニー社長 谷隆介